イベント報告 2015/01/28
1月23日(金)、本学と(公社)関西経済連合会及び(公財)奈良先端科学技術大学院大学支援財団との共催によ り、第29回奈良先端大産学連携フォーラム「最先端研究Now ~未来の創造~」を、大阪市北区の関西経済連合会中之島センタービル29階会議室にて開催 しました。
このフォーラムは、産官学連携活動を推進し、社会の発展に寄与するため、本学の先端的な研究成果や独創的な研究を紹介するとともに、参加した研究者や技術者等との交流を目的として、平成14年度から開催しているもので、今回は、産業界等から40名の参加がありました。
当 日は、本学産官学連携推進本部の久保浩三副本部長による挨拶及び本学紹介のあと、本学が取り組んでいる最新の研究成果について、情報科学研究科の岡田実教 授による「信号処理技術を用いた電波センシングの性能改善とその応用」、バイオサイエンス研究科の末次志郎教授による「細胞膜を構成する脂質分子を認識す るタンパク質とその役割」、また、物質創成科学研究科の細糸信好准教授による「放射光エックス線で探る磁性薄膜材料の機能性の起源」と題した講演がそれぞ れ行われました。
講演後の情報・意見交換会では講演者と参加者の間で活発に意見が交わされ、参加者からは「研究内容がおもしろく、大変勉強になった」、「自社のニーズにマッチングする技術に出会えた」といった感想が寄せられ、盛況のうちに終了しました。