「ほしぞら教室(皆既月食を観察しよう)」を開催(2015/04/04)

イベント報告 2015/04/07

平成27年4月4日(土)、皆既月食が起こる珍しい日に合わせて、本学認定課外活動団体であるNAIST Science Communicators(NASC)の主催により、「ほしぞら教室(皆既月食を観察しよう)」が開催されました。

NASCは、科学に興味を持つ学外の方と本学の研究者が双方向のコミュニケーションを図ることを目的に、「科学実験教室」、「サイエンスカフェ」などの活動を通して、多くの方にもっと科学に親しんでもらおうという趣旨から本学学生が立ち上げた団体です。

「ほしぞら教室」は、子どもから大人まで幅広い年齢層の方に、身近な科学である星空を楽しんでもらいたいということで企画され、今回で4回目。毎回好評で、大学近隣にお住まいの方を中心に、事前申し込みのあった115名の親子が参加しました。

NASC メンバーから、満月が地球の影に隠れて皆既月食が起こるしくみや、皆既月食でも月が真っ黒に見えない理由について説明があり、教室のスクリーンに満天の星 空をシュミレーションして春の星空がわかりやすく紹介されました。当日は曇りがちな空模様で、天体望遠鏡でも月食の様子をはっきりと観測することはできま せんでしたが、月食の様子を再現実験した特設ブースで月食のしくみを楽しく学んだり、天体望遠鏡を使った遠くの景色の観察が好評でした。記念品として、月 の写真のオリジナルカードが配布され、カードに貼られたキラキラと虹のように光るシールに子どもたちは大喜び。笑顔の絶えない楽しいイベントになりまし た。

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