イベント報告 2015/09/17
9月14日(月)、本学バイオサイエンス研究科大セミナー室で、生物多様性条約セミナー「生物資源の取扱い」(基礎編)を開催し、教員や研究協力担当部署等から24名が参加しました。
これは、「遺伝資源から生じる利益の公正かつ衡平な配分に関する名古屋議定書」が2014年10月12日に発効され、日本でも関係省庁間で国内措置の整備 が進められており、大学の基礎研究においても、遺伝資源の利用者による提供国の法律遵守、事前合意、利益配分などについて相互合意が求められていることを 受け、開催されたものです。
当日は、講師に招いた国立遺伝学研究所の森岡一氏から、生物多様性条約、名古屋議定書、また、学術研究活動で遵守すべき点について、わかりやすく解説がありました。
講演後の質疑応答では、参加者から多数の意見や要望があり、本学にとっても大変有意義なセミナーとなりました。