イベント報告 2015/10/19
10月17日(土)に、公開講座2015(第3日)を開催しました。
この公開講座は、本学の教育研究を広く地域社会に公開し、社会人の教養を高め、文化の向上に資することを目的として、一般市民を対象に、毎年開講しています。
今年度の公開講座では、本学物質創成科学研究科の教員が、「環境にやさしい未来の新材料・新デバイス」をテーマに、グリーン・テクノロジーと光ナノサイエンスを融合した新材料・新デバイスに関する最新の研究についてわかりやすく解説します。
第3日は、河合壯教授から、「創エネルギー型熱電変換デバイス(フレキシブル炭素材料)」、また、徳田崇准教授から「半導体技術で実現するバイオセンシング(半導体センサ)」と題して、それぞれ講演があり、300名の参加がありました。
受講者からは「多くの企業と共同研究を進めているという話題から、先端大では基礎研究と産業への応用を上手に融合されていることがわかった」、「大学院生に講義する内容を一般市民にもわかりやすく丁寧に解説していただき良かった」などの感想が寄せられました。
最終回となる第4日は、10月24日(土)13時45分から、「生物学とレーザー光操作技術の融合(植物細胞)」(講師:細川陽一郎准教授)、「生物機能に学ぶ情報処理デバイス(バイオ・有機融合材料)」(講師:菊池純一教授)のテーマで開催予定です。
■公開講座パンフレット(PDFファイル4.69MB)