平成27年度海外FD研修報告会を実施(2015/12/09)

イベント報告 2015/12/14

 12月9 日(水)、平成27年度海外FD(ファカルティ デベロップメント)研修の報告会を実施しました。

  本学では、平成16年度から教員の学習指導力の向上を図り、授業内容の改善のための取り組みとして海外でのFD研修を行っています。また、平成25年度からは、この取り組みを本学の「グローバル化戦略プラン2011」のアクションプランの一貫として位置付け、今年度は、11月8日から22日までの2週間、 アメリカでの研修を実施し、各研究科から2名ずつ計6名の教員が参加しました。

 1週目は、本学の協定校であるカリフォルニア大学デービス校において、高等教育と教授法に関する研修に、続く2週目は、それぞれの希望する大学や研究機関の研究室において、学生指導に関する研修に参加しました。

  参加した教員からは、「米国と日本の高等教育の指導方法を比較する機会を得、自身が課題としてある程度認識してきたことを、再確認する時間を持つことができた」、「研究に重きを置きがちになる大学院において、教育活動について深く考えるよい機会になった」、「日頃交流の少ない他研究科の教員と研修に参加することで、学内教員の交流を促し、また、今後の研究室運営や学生指導に有効に役立てたい」などの報告がありました。

 小笠原直毅学長ら役員からは、参加者が研修で得たものを本学の教員と共有し、教育の質の向上、及び国際化のために活用して欲しい、との激励の言葉が贈られました。

【研修参加教員】
情報科学研究科:笹部昌弘准教授、舩冨卓哉准教授
バイオサイエンス研究科:伊藤寿朗教授、笹井紀明准教授
物質創成科学研究科:細川陽一郎准教授、冨田知志助教

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