イベント報告 2015/12/03
11月28日(土)に、留学生12名を含む本学学生と教職員22名が、世界遺産に登録されている奈良市の東大寺、春日大社、興福寺等を見学しました。
本行事は、本学在学生を対象に行っている文化活動のひとつで、日本の文化・歴史を学び、研究者や科学技術者である前に、人間として備えておくべき倫理観等の涵養を図るために毎年実施しています。
奈良公園周辺でたくさんの鹿達に歓迎され、和やかな雰囲気に包まれる中ツアーは始まりました。ボランティアガイドの案内で訪れた、最初の目的地の東大寺では、東大寺ミュージアムと大仏殿を見学し、留学生達は自分の何倍もある大きな大仏に圧倒された様子で、興味深げな眼差しで見つめていました。
次に見学した春日大社では、20年に一度行われる「式年造替」の塗り替え作業が終わったばかりの神殿の、色鮮やかな美しさに一同感動していました。また、最後に訪れた興福寺の国宝館では、3つの顔と6本の腕(三面六臂)を持つ、国宝の阿修羅像や多くの重要文化財を見学し、奈良の仏像・寺宝の素晴らしさを体感することができました。
参加した学生からは、「近くにあるが、なかなか行く機会がなく良い機会だった」、「奈良の良さを知ることができた」等の意見があり、日本の自然や文化・歴史の理解に資する文化的な一日を過ごしました。