お知らせ 2016/04/22
4月1日、本学初となる海外教育連携拠点をボゴール(インドネシア)に開設しました。
国際化をめざしてきた本学は、1991年の開学以来、インドネシアから102名の学生を受け入れています。そのうち博士学位取得者37名は、現在インドネシアの主要大学で研究や教育に励んでいます。同国在住の本学修了生の結束は固く、「NAIST-インドネシア同窓会」が組織されるなど、これまでも本学から教職員が現地に出向いて最先端の研究を紹介する講演や講義、修了生の研究の支援、学生間の交流、共同研究などを行ってきました。
また、本学は、平成26年度に採択された文部科学省の「スーパーグローバル大学創成支援事業」において、インドネシアに『海外教育連携拠点』の整備を進めることとしており、この度、同国に海外教育連携拠点を設置することとなりました。
4月7日から11日まで本学の小笠原直毅学長、片岡幹雄理事・副学長ら関係者一行が現地を訪れ、4月8日にはインドネシア・オフィス開設のため、ボゴール農業大学同窓会館において調印式を行った後、開所式を行いました。また翌日には、NAIST同窓生ミーティングを行い、本学との更なる教育研究連携の可能性を探るとともに、インドネシア・オフィスの役割や運営について意見交換をしました。
今後は、インドネシア・オフィスをアジアの拠点として、留学生の募集と選考、協定校との連携、また修了生(同窓生)との連携を深化させ、研究を推進し、さらなる国際展開力を強化していくとともに、将来的にはシンガポール、マレーシア、タイなどへのアジアのハブとして機能させることを目的としています。
インドネシアオフィスの様子(YouTube)