イベント報告 2017/03/03
2月28日(火)、平成28年度海外SD(スタッフ デベロップメント)研修報告会を開催しました。
本研修は、大学院教育の国際化を組織的に推進するために、事務系・技術系職員が海外の大学で語学研修、調査、討論等を経験することにより、国際的な素養、総合的な企画力を向上させることを目的として、平成19年度から実施しています。
本年度は、平成28年11月7日~19日にアメリカのハワイ東海インターナショナルカレッジ、平成28年11月20日~12月3日にオーストラリアのマッコーリー大学、平成29年1月5日~1月21日にアメリカのカリフォルニア大学デービス校へそれぞれ1名の事務系職員を派遣し、講義やジョブシャドウイング、現地職員へのインタビュー等を通して、研修参加者それぞれが設定したテーマについて調査する実践的な英語研修プログラムを実施しました。
報告会では、研修参加者から、講義やジョブシャドウイングの内容、それぞれの研修テーマである留学生支援、研究費獲得支援、学生に対する経済支援等の調査結果について、本学の現状と比較しての報告がありました。また、留学生や外国人研究者数が増加していることからも、語学力テストのスコアにとらわれ過ぎず、職員は積極的に本研修にチャレンジしてほしいとの提言がありました。
続いて行われた質疑応答でも、片岡幹雄理事・副学長をはじめ、職員から「研修で学んだことをどのように業務で活かしているか」といった質問があり、活発な意見交換が行われました。
報告会の最後に、中島潔理事・事務局長から、この研修で学んだことを活かすとともに他職員とも共有することで本学全体のグローバル化に貢献してほしい、という激励の言葉が贈られました。