研究成果 2018/12/07
情報科学領域 ロボティクス研究室の高松 淳 准教授らによる研究成果が奈良県立橿原考古学研究所附属博物館にて展示されます。
1.展示内容
複雑な立体構造をもつ甲冑は、古墳時代の手工業製品のなかでもとりわけ高度な製作技術を必要とし、その製作にあたっては、立体的なモデルと平面的な設計図の存在が想定されてきました。先の科学研究費による研究(平成23~25年度)では、胴甲(どうよろい)である短甲(たんこう)について、精密な三次元計測データの比較から、異なる個体間の同じ部品に形状・法量が一致する事例を見出し、甲冑製作における平面的な設計図、「型紙」が存在した可能性が高いことをあきらかにしました。さらに、本研究(平成26~29年度)においては、昨年3月、中間報告として、短甲の部品のなかで個性があらわれやすい後胴押付板(うしろどう おしつけいた)について2種類の「型紙」の存在を識別したことを紹介、展示したところです。
このたびの展示では、その後あらたに識別した「型紙」を含む研究成果を紹介します。さらに、共同で研究を進めている奈良先端科学技術大学院大学 高松 淳准教授らによって開発された甲冑三次元データを平面展開し、比較する方法を紹介します。
2.会期
平成30(2018)年12月8日(土)~ 12月23日(日・祝日)
開館日数:14日間 9時~17時(入館は16時30分まで)
休 館 日 :月曜日
3.会場
奈良県立橿原考古学研究所附属博物館 講座室(無料ゾーン)
〒634-0065 奈良県橿原市畝傍町50-2(TEL:0744-24-1185 FAX:0744-24-1355)
4.入 館 料
無料
5.展示内容
横矧板鋲留短甲2領(後出3号墳第1主体出土、後出2号墳出土 短甲3)
解説ポスター
短甲形状比較 三次元コンピュータグラフィクス
短甲押付板3Dデータのゴム素材による出力品