本学客員教授の金出武雄先生が、令和元年度文化功労者に選ばれました。

　文化功労者は、文化の向上発達に関し、特に功績が顕著なものを顕彰するもので、今年度は21人が選出されました。

　金出先生は顔に関する画像認識技術や自動車の自動運転の分野においての多大な功績を高く評価されました。

【略歴】

1945年生まれ。京都大学大学院工学研究科電気工学専攻修了。
京都大学工学部情報工学科助手、同助教授、カーネギーメロン大学計算機科学科ロボット研究所所長、同大生活の質工学研究センター長、産業技術総合研究所デジタルヒューマン研究ラボ長（非常勤）、同研究センター長（非常勤）を経て、現在カーネギーメロン大学計算機科学科ロボット研究所U.A. and Helen Whitaker 記念全学教授 、産業技術総合研究所特別フェロー、奈良先端科学技術大学院大学客員教授。

【金出武雄客員教授のコメント】

　楽しく、役に立つ、ストーリー性のある研究を心掛けてきましたが、今後も続けたいと思います。わたしは米国での研究生活を送ってきましたので今回の選出は驚きとともに嬉しく感じております。
　また、奈良先端での研究室名と同じ「コンピュータビジョンとロボット工学」という分野が特定されたことは同じ分野で働く若い人たちにとってもいいことではないかとの思いです。