奈良先端科学技術大学院大学では、大学院大学としての大学の将来構想案や改革の方向性を継続的に議論する常設組織として、戦略企画本部の下、Presidenｔ's Round Table（以下、学長RT）を設置しました。学長RTは、本学を取り巻く環境の変化への認識を深め、運営や経営に関する意識を教職員が持つことにより、大学の将来を担う人材の育成につなげることを目的としています。

　12月1日（水）、第1回会合が開催され、塩﨑学長のほか、学長が指名した教授（各領域2名）と事務局課長（3名）が構成員として参加し、冒頭、塩﨑学長から「本学の認知度をゼロからの構築」「本学の目指す方向性」について議論したい旨の発案がありました。

　当日は、本学の特色について構成員から様々な発言があり、「学内メールは日英併記」「多様なバックグラウンドを持つ教員が多い」など、学長自らホワイトボードに発言内容を記載し、また、本学が抱える課題に対し、教員、事務局職員の垣根を超えた活発な意見交換が行われました。