文部科学省研究大学強化促進事業シンポジウム URAが活躍するための原動力と機能 ~URAの定着に向けて改めて問う~を開催(2022/2/25)

イベント報告 2022/03/04

 本学研究推進機構は2022年2月25日(金)、シンポジウム「URAが活躍するための原動力と機能~URAの定着に向けて改めて問う~」を奈良県コンベンションセンターにて開催いたしました。

 本シンポジウムは、リサーチアドミニストレーター(URA)が大学等の研究機関に導入され約10年が経過した現在、URAやその組織への当初の期待に対するこれまでの活動や成果を検証し、今後のURAの発展や定着に繋げる時期にきていることから、我が国の現在の科学技術政策の方向性や今後のあるべき姿、そのような政策を実行するためのURAへの期待などについての議論を行うことを目的に開催されました。

 本学の塩崎一裕学長、来賓の文部科学省研究振興局学術研究推進課長 永田勝氏の挨拶に続き、文部科学省科学技術・学術政策研究所データ解析政策研究室長 林和弘氏による「オープンサイエンスが見通すアカデミアの変容とURAの可能性」、自然科学研究機構研究力強化推進本部特任教授 小泉周氏による「URAが生み出す研究の新しい価値:組織や分野、セクターの枠を超える原動力になる」、株式会社三菱総合研究所主席研究員 高谷徹氏による「研究力強化へ向けたURAへの期待」と題した基調講演が行われました。

 その後、本学研究推進機構研究推進部門の小林裕和部門長、鹿野隆人URAから、「奈良先端大におけるURAの活動と成果」について紹介いたしました。

 後半は、URA組織機能の源となる個々のURAの活動に焦点を当て、URAが活躍するために何が重要となるかについて、パネルディスカッションを行いました。ファシリテーターは本学研究推進機構三宅雅人准教授、パネリストとして東京都立大学総合研究推進機構上席URA 十津川剛氏、岡山大学研究推進機構学術研究推進本部長・主任リサーチ・アドミニストレーター 宇根山絵美氏、大阪大学経営企画オフィスシニア・リサーチ・マネージャー 高野誠氏、京都大学学術研究支援室リサーチ・アドミニストレーター 天野絵里子氏、本学より野島秀雄特任教授、鹿野隆人URAが参加し、活発な意見交換が行われました。

開会挨拶を行う塩崎学長
開会挨拶を行う塩崎学長
来賓挨拶を行う永田 勝氏
来賓挨拶を行う永田 勝氏
基調講演を行う林 和弘氏
基調講演を行う林 和弘氏
基調講演を行う永田 小泉 周氏
基調講演を行う永田 小泉 周氏
基調講演を行う高谷 徹氏
基調講演を行う高谷 徹氏

NEWS & TOPICS一覧に戻る