イベント報告 2022/08/02
令和4年7月28日(木曜日)に、本学において「奈良先端科学技術大学院大学優秀学生奨学制度」による奨学対象者12名の報告会を開催しました。
この奨学制度は、国立大学法人化後の第1期中期目標期間の中間評価における教育研究活動及び業務運営について、本学が全国第1位となる総合評価を得たことにより増額された運営費交付金の反映分を原資に、平成22年10月に創設されたものです。
これを機に、本学独自の奨学制度(当該年度の授業料全額免除)として、学生の勉学意欲の向上、優秀な人材の輩出を図ることを目的に毎年実施され、今年で13回目となります。
今回は、新型コロナウイルスの感染状況を鑑み、急遽オンラインでの開催とし、当日は、塩﨑一裕学長からの挨拶に続き、奨学対象者が現在行っている研究内容や研究目標の報告会が行われ、活発な質疑応答が行われました。
対象者と報告テーマ
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氏名 |
報告テーマ |
1 |
赤部 知也 |
HPCに向けたCGRAタンデム化 |
2 |
加納 保昌 |
同時機械翻訳の精度向上 |
3 |
胡 尤佳 |
不確実性の高い自然発話に対し頑健な音声翻訳 |
4 |
佐賀 健志 |
マルチモーダル特徴量を用いたソーシャルスキルの自動評価 |
5 |
田原 熙昻 |
タスク達成度を考慮した教示者に摂動を加えるロバスト模倣学習 |
6 |
土肥 康輔 |
外国語スピーキング能力評価に向けた言語モデルに基づく文法誤り検出 |
7 |
坂井 優介 |
中間言語を用いたマルチリンガル教師なし機械翻訳の実現 |
8 |
GAO PEI |
On Finding Natural Antibiotics based on Traditional Herbal Medicine |
9 |
花井 悠真 |
蛍光レポーター細胞作製のための新規ノックイン手法の開発 |
10 |
大塚 菜那 |
ケミカルバイオロジーによる脱春化の制御とその分子機構 |
11 |
岡田 竜馬 |
偏光CMOSイメージセンサによる高周波電界の可視化 |
12 |
前田 樹 |
新規骨格を有する医薬品候補化合物探索のための分子表現 |