イベント報告 2023/01/20
1月6日(金曜日)、本学学生とその家族を対象に、毎年恒例のお正月イベントを留学生交流係と留学生・外国人研究者支援センター(CISS)が共同で開催しました。本イベントは、実際に日本文化を体験してもらうことにより、留学生やその家族の方々に日本文化について知見を深めてもらうことや、研究領域を超えた学生間の交流を活発にすることを目的に開催されました。
今年のイベントは、「ゴムとび」という日本の遊びと書き初め体験の2本立てで、3人の本学職員が有志でそれぞれの体験について実演を行いました。
まずは、教育連携部門の神元氏とイノベーション教育部門の米田氏による「ゴムとび」のレクチャーです。留学生たちが「ゴムとび」の複雑そうに見える動きに尻込みする中、4人の子供たちが勇猛果敢に挑戦し、すぐにコツを掴んで動きをマスターしました。
しばらくお手本を見て動きを学んだあと、留学生たちも少し自信が出てきたようで、「ゴムとび」に挑戦していました。
「ゴムとび」体験の後、参加者たちは研究協力課の松井氏の書道のお手本を見たり、書道に関する基礎知識を学びました。書道を初めて体験する留学生が多く、書き順などの基礎を練習する一方で、書道経験のある留学生たちは字体にこだわり、時間をかけて取り組んでいました。子供たちも、自分の好きな字を自由に書けるからと、学校の外での書道を楽しんでいました。最後に、学生たちはお気に入りの漢字を色紙に清書し、大学名が入った手作りの落款を押して作品を完成させました。
書初めの後は、記念に自分の作品と一緒に参加者全員で集合写真を撮り、互いの作品について談笑する姿が見られました。
本イベントには約30名が集まり、書道を通して学生同士が交流を深める有意義な時間となりました。