イベント報告 2023/11/20
11月16日(木曜日)に、第65次南極地域観測隊の越冬隊員に選抜された本学の事務局職員、山岡麻奈美係員の壮行会を開催しました。文部科学省及び国立極地研究所での研修を終え、今月末の日本出発を前に企画されたもので、当日は多くの同僚や教職員に加え、新聞各社やテレビ局の取材も入るなど、盛大な壮行会となりました。
塩﨑一裕学長からは、「環境の変化が生き物の新しい能力を引き出す」と、専門の生物学研究の知見を交えたエールが送られ、また、かつて観測隊に参加した川村泰史人事課長からは、過酷な環境下で任務に当たる上での心得など、当時のスライドとともに、先輩としての経験談やアドバイスが披露されました。
現地では庶務と広報を担当しますが、隊員数が27名と限られるため、パワーショベルを使った除雪作業などにも従事できるよう、重機の運転免許も取得したとか。
自身でも「異業種の方々と一緒に仕事ができることが楽しみ」と語るように、さまざまな交流と体験を通じて、1年半後には学長の激励の辞にあった"進化系"となって本学に帰任し、他の職員にも好影響を波及させるとともに、さらに活躍してくれることを期待しています。