1月30日（火曜日）、令和5年度海外SD（スタッフ・デベロップメント）研修報告会を開催し、31名の職員が参加しました。

　海外SD研修は、大学院教育の国際化を組織的に推進するために事務系・技術系職員が海外の大学で経験を積む機会を設け、国際的な素養、総合的な企画力を向上させることを目的として、平成19年度から実施しています。

　今年度は、ハワイ東海インターナショナルカレッジへ2名の職員を11月27日～12月9日に派遣しました。研修では、ビジネス英語やハワイの多様性に関する講義受講のほか、研修生自身が設定したテーマに関する現地職員へのインタビューが実施されました。　

　報告会では、研修生の調査テーマである職員採用や研究支援に関するNAISTとハワイの大学との違いや研修での学びが共有されました。続いて行われた質疑応答では、塩﨑一裕学長をはじめ参加者から、異文化コミュニケーションの方法や他大学を訪問して特に印象に残っていることなどについて質問がありました。　

　最後に、研修生から、次回以降の参加希望者に向けて「英語力に自信がなくとも言いたいことは伝わるとわかった。ためらわず挑戦してほしい」とエールが伝えられました。本学では今後も様々な実践的な研修を通じて、グローバルに活躍できる人材の育成に取り組んでいきます。