イベント報告 2024/04/08
留学生・外国人研究者支援室(CISS)では教育支援課と連携して、シェア型学生宿舎に入居する新入学者に多文化理解・多文化共生のガイダンスを実施しました。
本学に設置しているシェア型学生宿舎は、本学が目指す「共創コミュニティー」を実践するグローバル人材育成施設として、日々の生活を通して多文化交流に関心のある学生が入居できるよう、留学生と日本人学生が混住する形で入居者を割り当てています。
今回のガイダンスは、このシェア型学生宿舎に入居する日本人学生、外国人留学生双方に互いの文化や生活習慣の違いなどについて理解してもらえるよう、CISSのキング・ロバートUEAが講師となって、4月1日(月曜日)の午前に日本人学生を対象に、同日午後に外国人留学生を対象にガイダンスを行いました。
このガイダンスはシェア型タイプ学生宿舎の入居者を主な対象として実施しましたが、他棟の学生宿舎入居者についても聴講を推奨しています。
ガイダンスでは日本人学生・外国人留学生合わせて約200名の参加がありました。講師からは、相手とコミュニケーションをとる際に国・地域によって習慣や距離感の違いがあることや、そのことを意識した上で相手に歩み寄る姿勢が大切なことなど、異文化交流する際に注意する点などの事例紹介が行われた一方、「この新生活をチャンスと捉えコミュニケーションをとることによって世界を広げよう」という講師の激励の言葉に参加者たちは興味深く耳を傾けるなど、日本人学生・外国人留学生ともに異文化理解に向けた有意義なガイダンスとなりました。
なお、今後もグローバル人材育成施設として位置付けたシェア型学生宿舎のマネジメントやサポートについては、教育支援課、国際課及びCISSが連携して推進します。