イベント報告 2024/06/04
5月26日(日曜日)、滋賀への留学生見学旅行を実施しました。見学旅行は、日本の文化や歴史に触れて知見を広め、留学生同士の交流を深めることを目的としています。
留学生36名は、まず信楽陶苑たぬき村にて陶芸体験に参加しました。信楽焼は鎌倉時代から生産が続いており、長い歴史と文化を持つ陶器です。留学生らは講師の指導の下、それぞれオリジナルの茶碗や皿作りに取り組みました。
続いて一行は、国宝・彦根城を訪問しました。全国的に見てもきわめて保存状態のよい城跡で、年間を通じて国内外より多くの人々が訪れる城です。天守の最上階からは、彦根の街並みを眺めることができました。留学生らは、天守内の急勾配な階段に驚きつつも、戦国時代の面影を残す城内を楽しみました。
最後に、彦根城内の玄宮園を訪問し、彦根城を借景とする大名庭園を鑑賞しました。その後、彦根城下にある夢京橋キャッスルロードを散策し、お店巡りなど各々自由時間を楽しみました。
当日は好天にも恵まれ、留学生からは「日本の歴史について深く学ぶ機会となった」「彦根城の参観はまるで戦国時代に戻ったような感覚だった」「陶芸はとても楽しく良い経験となった」など、大変好評を博しました。また、留学生同士の交流も活発に行われ、大変意義のある旅行となりました。