イベント報告 2024/08/08
8月2日(金曜日)に、マテリアル研究プラットフォームセンター(以下、CMP)にて大阪大学部局横断型女性技術職員ネットワーク(通称:女技)主催のサイエンスイベントを全国の大学、高専機関と連携して共催しました。
本学は2021年度より参加しており、4回目の参加となります。今年度は9機関で実施し、合計74組(148名)の参加がありました。オンサイト会場は本学を含む3機関で開催され、本学の会場では、募集人数12組(24名)のところ、72組(144名)の応募があり、厳正なる抽選により当選した12組を対象に実施しました。本学会場では、CMP兼任の技術職員8名(うち男性6名)、技術補佐員2名、生命科学研究基盤センター兼任の技術職員2名、CMPの技術補佐員2名の計14名が講師及び運営を担いました。
本イベントは2部構成となっており、1部では全国の子どもサイエンス会場とオンラインでつながり、今年のテーマである高吸水性ポリマーを使用して実験を行いました。2種の高吸水性ポリマーに水を入れて吸水させ、更に塩を入れて脱水させるなど変化を観察、記録、研究報告をすることで研究者の体験をしてもらいました。2部では、CMPが所有している機器分析装置の見学、卓上SEM(協力:株式会社日立ハイテク)を用いた昆虫や植物の観察、1部の高吸水性ポリマーを使用した発展実験を行いました。
参加対象が小学3,4年生ということもあり高吸水性ポリマーについてできるだけわかりやすく説明を行い、大学院での研究に話を繋げ、大変好評のうちに終了いたしました。本イベントにより小学生に科学や研究への動機づけを行うとともに、保護者を含めた地域のステークホルダーに本学技術職員について知ってもらう機会となりました。