シェア型学生宿舎入居者向けのガイダンスを実施(2025/4/1)

イベント報告 2025/04/10

 留学生・外国人研究者支援室(CISS)では教育支援課と連携して、シェア型学生宿舎に入居する新入学者に多文化理解・多文化共生のガイダンスを実施しました。
 本学に設置しているシェア型学生宿舎は、本学が目指す「共創コミュニティー」を実践するグローバル人材育成施設として、日々の生活を通して多文化交流に関心のある学生が入居できるよう、留学生と日本人学生が混住する形で入居者を割り当てています。
 今回のガイダンスは、このシェア型学生宿舎に入居する日本人学生、外国人留学生双方に互いの文化や生活習慣の違いなどについて理解してもらえるよう、4月1日(火曜日)の午前に日本人学生を対象に、同日午後に外国人留学生を対象に、異文化理解や多文化共生に必要な考え方について、CISSのUEAが講師として過去に行ったガイダンスの収録ビデオを上映しました。
 このガイダンスはシェア型タイプ学生宿舎の入居者を主な対象として実施しましたが、他棟の学生宿舎入居者についても聴講を推奨しています。
 ガイダンスには、日本人学生と外国人留学生合わせて約200名が参加しました。講師は、異文化交流における重要なポイントとして、国や地域によって異なる習慣や距離感を理解し、相手に歩み寄る姿勢が大切であることを強調しました。具体的な事例を交えながら、異文化交流の際に注意すべき点についても紹介されました。さらに、「新生活をチャンスとして捉え、コミュニケーションを通じて世界を広げよう」という講師の励ましの言葉に、参加者たちは興味深く耳を傾けました。このような内容のガイダンスは、日本人学生と外国人留学生にとって、異文化理解を深めるための貴重で有意義な機会となりました。
 なお、今後もグローバル人材育成施設として位置付けたシェア型学生宿舎のマネジメントやサポートについては、教育支援課、国際課及びCISSが連携して推進します。

午前に行われたガイダンスの様子
午前に行われたガイダンスの様子
午後に行われたガイダンスの様子
午後に行われたガイダンスの様子

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