イベント報告 2025/04/17
『NAIST STELLA プログラム2024:「共創」が育む主体性の未来』は高校生・高専本科生を対象に、多彩な講義・演習・サイトビジット、教員と大学院生の複数メンターによるきめ細やかな指導・助言を通じて、科学技術と探究・研究を学ぶ教育プログラムです。「ラップアップ合宿」は、その締めくくりとして、受講生それぞれがこの1年の取組をまとめたポスター発表をおこなうと共に、特別講義や連携機関の見学などにより、科学技術と探究・研究への理解を深め、受講生同士が対面での交流を図る場としています。2024年度は3月27日、28日の2日間の日程で開催しました。
1日目は、本学において、本学修了生のシバスンタラン スハルナン氏(アクシオヘリックス株式会社 社長)による「自主性、共創、そして海外へ」と題した特別講演、その後、本プログラム第一段階受講生によるポスターセッションをおこないました。
午後は、第二段階受講生12名によるライトニングトークとポスターセッション、続けて第二段階修了式をおこないました。塩﨑一裕学長より修了証書を受け取った受講生はその場で学長との2ショット写真を撮るなど、終始和やかな雰囲気でした。
その後チャーターバスにてJICA関西へ向かい、留学生と交流を目的とするナイトセッションをおこないました。
2日目は、JICA関西において、「探究とデータサイエンス賞」、「プログラミング賞」、および、「ポスター発表賞」の表彰と講評の後、地域共創推進室長の加藤博一教授より第一段階受講生に修了証賞の授与がおこなわれました。
また、JICA関西の施設を見学し、津田かおり氏による海外協力隊の体験談(マラウイでの地質調査)を聴講しました。
最後に本プログラムの主担当である松本健一教授が閉会のあいさつをおこない、ラップアップ合宿を終了しました。
今後は第二段階へ進む受講生がメンターの指導の下、さらなる研究を進めていきます。
NAIST STELLA プログラム