塩﨑学長一行がマレーシアを訪問(2025/9/15-18)

イベント報告 2025/10/14

 9月15日(月曜日)から9月18日(木曜日)までの間、塩﨑一裕学長ほか関係教職員一行が、マレーシアを訪問し、第2回J-PEAKS国際合同シンポジウム~NAISTマレーシア同窓会キックオフシンポジウム~を開催するとともに、トゥンクアブドゥルラマーン大学、マラヤ大学及び在マレーシア日本国大使館を訪問しました。

 9月15日(月曜日)、第2回J-PEAKS国際合同シンポジウム~NAISTマレーシア同窓会キックオフシンポジウム~を開催しました。まず塩﨑学長より、地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)への採択を受け、今後、東南アジア諸国の学術界との連携を一層強化し、種々の社会課題へ寄与する本学の展望が示されました。また、NAISTマレーシア同窓会(MNAA)立ち上げを機に、より卒業生の活躍の場が広がることへの希望が表明されました。その返辞として、Wong同窓会会長は日本の同窓会文化への敬意を示すと共に、強力な同窓生ネットワークを構築することで、本学が掲げる東南アジア地域における目標の一助となることへの希望が述べられました。続けて、在マレーシア日本国大使館の北岡参事官からは、科学技術・学生交流の面における本学のこれまでの貢献に触れ、MNAAの立ち上げが日本とマレーシア両国の学術的な交流、また、未来の学生交流促進に寄与することへの期待の言葉が寄せられました。その後、これまでの本学への貢献を称える国際交流貢献表彰とNAIST貢献表彰の授与式へと移り、国際交流貢献表彰は塩﨑学長から、NAIST貢献表彰はMNAA会長から趣旨の説明と感謝の言葉が述べられ、各受賞者への表彰状と記念品が授与されました。

  9月17日(水曜日)、一行はカンパー市へ移動し、トゥンクアブドゥルラマーン大学(UTAR)副学長への表敬訪問を行いました。Zuraidah副学長からは、2013年の学術交流協定の締結を皮切りに、UTARと活発に交流を行ってきた本学の献身的な姿勢に深く感謝の念が示され、今後も知財の共有・文化交流など継続した協働可能性への希望が寄せられました。その返辞として塩﨑学長からは、UTARが本学にとって特に重要な連携校の一つであることに触れつつ、交流をさらに促進させることで両大学にとって、より一層利益のある関係性が構築できることを期待していると述べられました。

 翌9月18日(木曜日)には、一行はマラヤ大学を訪問し、副学長及び理学部長への表敬訪問と合同シンポジウムを開催しました。マラヤ大学Kaharudin副学長からは、本学との基盤的な交流分野と今後の展望が表明され、塩﨑学長からは本学の組織構成・研究事例の紹介と、既存の共同研究をはじめとした多方面における交流が一層進展することへの期待が述べられました。続いて、各領域に分かれて合同シンポジウムを開催しました。各教員・研究者による研究事例紹介がなされた後、両大学の今後の研究交流に向けた、より専門的なディスカッションがなされました。

 また、同日午後には、在マレーシア日本国大使館において、四方敬之特命全権大使への表敬訪問を行いました。移り変わる世界情勢を背景に、日本とマレーシアの大学における学術教育交流の重要性について意見が交わされました。四方大使からはマレーシアの大学と本学における今後の交流発展に強い期待が寄せられました。

  今回の訪問を機に、本学とマレーシアの協定校の、ひいては日本とマレーシアの更なる教育研究連携・情報連携の強化が期待されます。

第2回J-PEAKS国際合同シンポジウム~NAIST マレーシア同窓会キックオフシンポジウム~
第2回J-PEAKS国際合同シンポジウム~NAIST マレーシア同窓会キックオフシンポジウム~
UTAR副学長への表敬訪問
UTAR副学長への表敬訪問
マラヤ大学副学長への表敬訪問
マラヤ大学副学長への表敬訪問
在マレーシア日本国大使館 四方特命全権大使への表敬訪問
在マレーシア日本国大使館 四方特命全権大使への表敬訪問

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