2010/02/18
奈良先端科学技術大学院大学(以下「NAIST」、学長:磯貝彰)は、3月13日(土)、大学生、高校生、社会人、一般市民を対象とした「奈良先端大サイエンスフェスティバル2010」を開催いたします。
こ れは、1991年の開学以来、情報科学、バイオサイエンス、物質創成科学の3研究科を柱に捉え、最先端の科学領域で大きな成果を上げてきたNAISTが、 誰もが楽しめる科学の祭典として企画するものです。ロボットクリエイターとして国際的な注目を集める「高橋智隆」氏を迎えてのNAIST教授陣とのパネル ディスカッション、キャリアコンサルタントであり、コーチング研修でも著名な「櫻井照士」氏とNAISTの学生とのディスカッションなどのスペシャルプロ グラムに加え、各研究科では最新の教育研究の展示やデモンストレーションなどのプログラムを多数用意しました。普段体験できないような驚きや発見がぎっし りつまった内容になっています。
【日 時】 平成22年3月13日(土)10:00~16:30〔雨天決行〕
【場 所】 奈良先端科学技術大学院大学(生駒市高山町8916-5、けいはんな学研都市)
※ 当日は、近鉄京都線「高の原駅」と近鉄けいはんな線「学研北生駒駅」から無料シャトルバスを運行いたします。
【申 込】 NAISTホームページで事前申込みを受付しています。
※ 事前申込みのうえ、当日参加された方には、素敵なオリジナルグッズをプレゼントします。
【プログラム】 <全プログラム参加無料>
◆スペシャルプログラム
1.『未来を夢見る』×『科学技術を究める』NAISTスペシャルトークライブ
『未来を夢見る』×『科学技術を究める』をテーマに、スペシャルゲストを迎え、2部構成でトークライブを行います。
開催時間:第1部13:30~15:00(予定)、第2部15:30~16:30(予定)
開催場所:ミレニアムホール
第1部:ロボットクリエイター「高橋智隆」氏&NAIST教授陣によるディスカッション
"ロ ボットクリエイター"として国際的な注目を集める「高橋智隆」氏を招き、NAIST教授陣と夢を実現する技術を学ぶことについて、また未来を創造すること についてパネルディスカッションを行います。発想の視点や開発プロセス、ひいては産学ベンチャーのあり方まで、ロボット開発を通じた「創造すること」の面 白さを語っていただきます。
第2部:キャリアコンサルタント「櫻井照士」氏とNAISTの学生によるディスカッション
キャリアコ ンサルタントであり、コーチング研修での著名な「櫻井照士」氏とNAISTの学生とのディスカッションです。「価値ある未来をつくる技術を学ぶ価値」と題 して、入学動機や現在取り組んでいること、そして未来にかける思いなどを話し合いながら、櫻井氏と学生たちでNAISTで学ぶ「意義」について、一緒に考 えていくプログラムです。
2.サイエンスカフェ ~研究者との対話が自由に~
屋外に、本学の実験者や研究者たちと自由にコミュニケーションできる「サイエンスカフェ」をオープンします。どんどん質問して、あなたの「創造心」を満たしてください。
◆各研究科プログラム
各研究科では、展示やデモンストレーション等を通じて、最新の教育研究について分かりやすく紹介します。以下は、当日デモンストレーション等を行うプログラムの一部です。
<情報科学研究科>
飛び出す!仮想立体絵本/奈良から世界へ発信する生物~代謝物データベースKNApSAcK/多重センサ網とロボットによる運動学習支援/見学先指南役 ReBoN(りぼん)~ICカードで見学先をトラッキングして次の行き先を助言する~/音コミュニケーション空間を創造する音情報処理~音を聞く・発す る・変える・分ける・消す・操る・創る~/日本語テキスト解析ツールと検索ツール~大量の文書から情報を抽出する
<バイオサイエンス研究科>
同じ遺伝子を持つのに似ていない植物達/植物が重力を感じるしくみ/体の働きを探ってみよう/植物バイオテクノロジー~バイオマス改変に向けて~/微生 物のしくみを勉強し、社会や地球に役立てよう!!~ストレスに強いスーパー微生物~/生物のかたちはどうやってできるの?~生物時計がつくるふし・背骨~
<物質創成科学研究科>
各研究室での学生による研究成果の紹介とミニ体験入学会:光るプラスチックの性能解析/イメージセンサの仕組みを学ぼう/レーザーで太陽電池を作る/自分の手で薬を作ろう-アスピリンの合成-/生体光ナノセンサーの観察/太陽光でスタンプを作ろう
◆公開研究業績報告会(物質創成科学研究科)
博士前期課程、博士後期課程修了生が最先端の研究に関する発表をわかりやすく行います。
◆ミニ体験入学会(物質創成科学研究科)
大学生、高専生、高校生、中学校・高校の理科教諭を対象に、最新の研究設備を使って光ナノサイエンスの最先端を体験していただきます。
「最先端の装置を動かしてみよう・最先端材料を作ってみよう」 という観点から、物質創成科学研究科だからできるというミニ体験入学テーマを用意しています(体験内容は別紙参照)。
※ ミニ体験入学会は、事前申込みが必要で、定員(約50名)に達し次第申し込みを締め切ります。
◆受験生対象イベント
・入試相談コーナー ・入試説明会 ・学生宿舎見学会