植物の花づくり開始時期を人工的に操作する方法を発見 幹細胞の機能が自己複製から分化へと変わる原因を解明 ~種や果実の増収で食糧の安定供給に期待~

2023/05/09

植物の花づくり開始時期を人工的に操作する方法を発見
幹細胞の機能が自己複製から分化へと変わる原因を解明
~種や果実の増収で食糧の安定供給に期待~

概要

 奈良先端科学技術大学院大学(学長:塩﨑 一裕)先端科学技術研究科 バイオサイエンス領域の山口 暢俊准教授と伊藤 寿朗教授、中部大学の鈴木 孝征教授、プラハ・カレル大学のAleš Soukup(アレシュ・ソウクプ)博士、九州大学の佐竹 暁子教授らの国際共同研究グループは、花をつくる幹細胞が自己複製の状態から細胞の分化に切り替える仕組みを数理的なシミュレーションで予測し、その時期を人為的に改変する操作に初めて成功しました。この成果により、植物の幹細胞のすごい能力を人為的に調節できるようになれば、種や果実の大きさや数を操作することで、食糧の安定な供給が期待できます。

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問い合わせ先

研究に関すること

  • 奈良先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 
    バイオサイエンス領域 花発生分子遺伝学研究室
    准教授 山口 暢俊
    教授 伊藤 寿朗
    TEL : 0743-72-5523/5500 携帯番号:090-6559-0120 FAX:0743-72-5502
    E-mail : nobuy[at]bs.naist.jp・itot[at]bs.naist.jp

報道に関すること

  • 奈良先端科学技術大学院大学 企画総務課 渉外企画係
    TEL:0743-72-5026/5063 FAX:0743-72-5011 E-mail:s-kikaku[at]ad.naist.jp

※上記の[at]は@に置き換えてください。

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