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アカデミックアシスタント制度を利用して


鳥山 道則 助教
・バイオサイエンス研究科 神経システム生物学研究室(稲垣研)
AA山本優香さん

私には保育園に通っている二人の娘(5歳、2歳)がおり、平成28年4月よりAA制度を週10時間利用させてもらっています。AAの山本さんには遺伝子のクローニングや発現ベクターの構築にかかる実験のルーチンワークをお願いしています。

本学から比較的近いところに住んでいるのですが、同じく研究者である妻が通勤に1時間半近くかかることもあって、朝の送りと夕方のお迎えは私が担当しています。また、子どもが熱を出して、保育園から迎えに来るようにと呼び出しがあったときも、私が行きます。そうなると仕事を中断せざるを得ず、昨年はインフルエンザやウイルス系の病気で1週間くらい休まなければいけない期間もありました。長期の場合は妻と交代しますが、いずれにせよ、子どもの体調不良時は大学に出て来れなくなります。

このようなとき、進めなければならないルーチンワークをAAの山本さんにお願いできるので、ありがたいです。山本さんは、もともと本学で研究技術員を長く勤めてこられたベテランの方なので、細かい指示をしなくても任せられ、たいへん助かっています。

本制度への意見ですが、配置時間数について、女性の研究者には週20時間配分されたと聞いており、できれば週20時間の支援をいただきたかったなとは思います。 
(平成29年6月)

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