「海外研究拠点整備プロジェクト」は、大学として国際的な研究者ネットワークの戦略的な構築を図るために、海外の大学・研究機関に本学の国際共同研究室を設置するプロジェクトです。この国際共同研究室は、従来の大学海外オフィスと異なり、実際に共同研究を行うことを目的としているため、本学の教員(特任助教)が常駐して研究を行っています。さらに共同研究に加えて、情報収集や本学の研究力のアピールなどを通して、本学の国際ネットワーク拡大のハブとして活用する予定です。
このプロジェクトにて設置する共同研究室は、研究推進部門研究推進部の国際共同研究室内にて運用されています。
・研究室責任者: Gwénaël Rapenne 教授(ポールサバチエ大学・CEMES)
・研究目的:次世代の情報通信の担い手とされる分子メモリーや情報素子材料に関するポールサバチエ大学の研究や、超高感度電子応答分子などの本学の研究をもとに共同研究体制を構築し、革新的な分子情報材料科学の世界的な拠点にする。
▶ NAIST-CEMES International Collaboration Laboratory for Supraphotoactive Systems
[News]
▶ 新たな形の海外ネットワーク構築を目指して、国際共同研究室を欧米に展開
~仏の大学に本学の国際共同研究室、本学に米の大学の国際共同研究室を設置~
▶ Agreement signed between the CEMES-CNRS and the NAra Institute of Science and Technology (NAIST)
・研究室責任者: オリバー・フィーン教授(カリフォルニア大学デービス校 ゲノムセンター)
・研究目的:クラミドモーナスやミドリムシなどの微細藻類におけるオイル産生に対する代謝経路、さらには遺伝子発現における制御メカニズムを解明し、再生化のエネルギーとして注目される「藻類バイオマス」の生産向上を目指すことを目標に研究を行う。
研究推進部 国際共同研究担当URA までお願いいたします