EUエラスムス・ムンドゥス事業:「TEAMプロジェクト」
(2014年7月15日~2018年7月14日)
(TEAM - Technologies of information and communication Europe-east Asia Mobilities)
-Academic exchange between Europe, Japan and Republic of Korea-
15~16世紀に欧州各国で広く研究活動を行ったオランダの人文主義者・哲学者「エラスムス」の名前を冠した本事業は、欧州の高等教育の質向上を目指し、教育機関の連携と、学生や教職員、研究者などの交流を促進し、異文化間の対話と相互理解を深めることを目的とした欧州委員会の支援事業です。
1. 目的と概要
本事業は、EUと日本、韓国との間で博士課程学生、博士研究員(ポスドク)並びに教職員の情報交流を通じて、特に情報通信分野における研究大学間交流を組織的に推進するという目的で、2014年に幹事校の仏・ピエール&マリー・キュリー大学(パリ第6大学)を中心とする12機関により締結されたパートナーシップ協定(TEAM - Technologies of information and communication Europe-east Asia Mobilities)に基づくもので、本学も参画しています。2014年7月15日~2018年7月14日までの4年間の事業期間中、EU加盟国、日本および韓国のいずれかの国籍保持者からの応募を、参加校の教員から構成される学術委員会が候補者を選考し、採択された博士課程学生については6か月あるは12か月、博士研究員については9か月、教職員については1か月の滞在費を支援します。この事業では、参加校による共同研究や共同教育を積極的に進め、成功事例を共有し、さらに情報通信分野における新たな外部資金の獲得を目指します。
2. TEAMの参画12機関
- ピエール&マリー・キュリー大学(パリ第6大学)(仏:幹事校)
- アールト大学(フィンランド)
- エトヴェシュ・ロラーンド大学(ハンガリー)
- ベルリン工科大学(独)
- マドリッド・カルロス3世大学(西)
- トレント大学(伊)
- 忠南大学校(韓)
- 光州科学技術院(韓)
- 韓国科学技術院(韓)
- 東京大学(日)
- 慶應義塾大学(日)
- 奈良先端科学技術大学院大学(日)