2022年度海外FD研修報告会を開催(2023/3/8)
3月8日(水)、2022年度海外FD(Faculty Development)研修報告会をオンラインで開催しました。
海外FD研修は、教員の英語による教育・研究・研究室マネジメント能力を高め、本学全体の教育の質を向上させることを目的に平成16年度から実施しています。昨年、一昨年は、新型コロナウイルスの影響でオンライン形式での実施となりましたが、今年度は3名の教員を海外へ派遣しました。今年度は、Soufi Mazen助教(情報科学領域)がボン大学(ドイツ)、笹川清隆准教授(物質創成科学領域)がコロンビア大学(アメリカ)、藤井幹也教授(物質創成科学領域)がペルージャ大学(イタリア)でそれぞれ一週間程度のラボステイを行いました。
報告会では、研修参加者より訪問先の大学での学びについて共有がなされました。一例として、別々の大学に属する学生から構成されるプロジェクトチームのまとめ方やプロジェクトリーダーの役割と責任などについて、日本と異なる点が多くあり参考にしたいといった前向きな意見が挙げられました。
最後に、塩﨑一裕学長から今後の研究室運営に活かしたいことについて質問がなされ、参加者からは研究と技術的な作業の切り分け、学生のモチベーションを上げる雰囲気づくり及びプロジェクトマネジメントの方法といった様々な意見が述べられました。今回のFD研修で得られた経験が、本学の益々の国際化や発展へとつながることが期待されます。