託児室交流会とこどもスポーツ交流会の実施（2023/3/24）

　3月24日（金）に、学内の託児室せんたん、グラウンド、バスケット/バレーボールコートを開放し、全学とそのご家族を対象としたCISS主催の交流会を開催しました。

　交流会の開始時刻になると、まずはグラウンドに3歳～11歳の子供たちとその親が１０人ほど集まり、サッカーをしたり、コーンを並べて作ったコースを自由に走り回ったりして遊び始めました。また、バスケット/バレーボールコートではバスケットボールの試合をする子供たちもいました。普段は鍵をかけて管理しているスペースを開放したことで、子供たちは広い敷地内で思い思いに体を動かしていました。

　一方で、託児室せんたんには7か月の娘を連れた両親が訪問し、キッチンや子供を寝かせられる部屋などを興味深そうに見て回った後、さっそく託児室に備え付けのおもちゃで遊ばせていました。お子さんにとって初めての場所なので慣れるのに少し時間はかかりましたが、おもちゃで遊んでいる間に、両親とCISSスタッフが子供の予防接種や市役所への提出書類について話をすることができました。このようなお部屋があるのを知らなかったそうで、今後ぜひ家族や友達と利用したいというお声もいただきました。

　また、普段は学外に住んでいる留学生とそのご家族も、イベント参加のために本学までかけつけてくれました。初めて顔を合わせるご家族もいたようですが、両者の知り合いのご家族が橋渡しとなって会話が始まったり、子供同士が遊び始めたのをきっかけに共通の話題が生まれたり、今回も家族交流の場という役割を果たせたようでした。

　交流会の後半には、外で遊んでいた子供たちも託児室に集まり、約15名が託児室せんたんで交流を楽しみました。最後にキングUEAが閉会の挨拶をすると、子供たちは各自で使ったおもちゃを元の場所に片付け、参加者全員で電源や戸締りなど部屋の点検をしました。

　今回のイベントでは、子供たちが中心となって集まり、親同士が会話するきっかけになっていました。今後は、コロナ禍で集まれなかった分まで、こういった家族交流イベントを企画・開催し、さらにNAISTコミュニティが強くなるようなつながり作りを支援していきたいと思っています。