NAIST運動会を開催(2023/6/9)
6月9日(金)に全学対象のNAIST運動会を開催しました。このイベントは外国人留学生、日本人学生、外国人研究者とその家族が交流する機会創出のため、NAIST留学生アンバサダーに認定されたアンバサダーと留学生・外国人研究者支援センター(CISS)が共催で企画・実施したものです。また、留学生とアンバサダー/CISSとのつながりを強化し、悩み相談や生活相談の窓口に対する認知度向上も目的としています。当日は約40名の留学生と日本人学生が集結し、4チーム対抗で3種目の競技を楽しみました。
はじめに、CISSのキングUEAより開会の挨拶が行われ、NAIST留学生アンバサダーであるOlorocisimo Joshua Philippeさんと、イベントへの協力を申し出てくれたNAIST Global Student Network (GSK)の代表であるAyun Erwina Arifiantiさんからは、このイベントの目的やチーム分けが発表されました。
最初の競技であるCapture the flag(旗を取れ)のルール説明後に運動会が始まりました。この競技では、チーム対抗で味方陣地の旗を守るプレイヤーと敵陣地の旗を取りに行くプレイヤーとに分かれるためチーム内で仲間意識が生まれ、旗を取りに来た相手チームのプレイヤーを水鉄砲で撃退したり、すばやい身のこなしで敵からのタッチをかわし旗を奪いに行ったりと、参加者は攻守を分担してグラウンドを思い切り走り回っていました。水鉄砲を浴びてびしょ濡れになったり、雨上がりでぬかるんだ地面に滑って転んで泥だらけになる参加者もいて、笑ったり悔しがったりと大いに盛り上がりました。
2つ目の競技はTug of War(綱引き)です。どのチームも接戦でしたが、参加者はチーム一丸となって掛け声と力を込めるタイミングを合わせて綱を引き、勝ったチームは歓声を上げて喜びを分かち合っていました。
最後に行われたのはScavenger hunt(スカベンジャーハント)という宝探しで、GSKの公式ツイッター(X)で公開されたヒントを元に、キャンパス内にちりばめられた本学のマスコットキャラクターであるNASURAシールを集め、見つけた順位やシールの数で得点を競いました。参加者たちは広いキャンパスを右往左往して苦戦しながらも、チーム内で情報共有して手分けして探すなど、この競技でもチームワークが発揮されました。
3つの競技が全て終了すると、優勝チームの表彰式が行われ、閉会の挨拶と共に勝利チームにトロフィーと賞品のお菓子が授与されました。今回のイベントでは、参加者全員が全力で競技に取り組み体力を消耗する場面もありましたが、準備したテントの下で適宜水分補給をするなど各自で休憩をとり、けが人もなく盛況のうちに終えることができました。また、職員による運営ではなく学生主体のイベントということで、学生同士に自然と会話が生まれやすい雰囲気でもありました。友人同士で参加した学生はもちろんのこと、普段は顔を合わせない、または顔見知りの間柄の学生も、チーム毎に協力して競技を勝ち進むことで絆が深まったようです。参加者はイベント終了後も集合写真を撮ったり談笑したりして余韻に浸っていました。今後も、参加者同士が楽しみながら自然と距離を縮められるようなイベントを企画し、全学を対象とした交流に貢献したいと思います。