カセサート大学シーラーチャキャンパス工学部が本学を表敬訪問（2023/8/21）

 ８月２１日（月）、カセサート大学シーラーチャキャンパス工学部のSathaporn Chuepeng学部長、Nattapon Chantarpanich研究担当副学部長、Jakkarin Klunngien学生担当副学部長、講師のPrasitthichai Naronglerdrit博士、また、カセサート大学工学部（バンコクキャンパス）からPattara Leelaprute准教授が本学を訪問しました。本学とカセサート大学との教育・研究協力の歴史は古く、バンコクキャンパスには本学のタイオフィスもありますが、シーラーチャキャンパスからの訪問は今回が初めてです。

 本学からは、太田淳理事・副学長、安本慶一先端科学技術研究科長、松本健一タイオフィス長・教授、岡田実教授、Robert King UEAチーフが出迎えました。

 はじめに、太田理事から歓迎の挨拶があり、キングUEAより大学紹介のプレゼンテーションが行われました。その後の質疑応答では、文系分野を融合した社会科学の発展の可能性について、産学連携の重要性について等様々なトピックについて意見交換され、今後、短期インターンシップ等を活用し両学の連携を益々強めていきたい方針が確認されました。

 その後、一行は情報科学領域棟のソーシャル・コンピューティング研究室（荒牧英治教授）を訪問しました。研究の一例として花粉症のピークをTwitterなどのソーシャルメディアを活用して把握する研究について説明を受けました。続いて一行は、生体医用画像研究室（佐藤嘉伸教授）を訪問し、医療現場で用いられる画像とコンピュータに蓄積された膨大なデータによる深層学習を組み合わせた筋肉や骨の解析技術などについて説明を受けました。最後に、一行は、ネットワークシステム学研究室（岡田実教授）を訪問しました。道路を走りながら充電できる電気自動車の技術や研究室自前のサーバー室などを見学後、高周波技術、ワイヤレス技術に関するプレゼンテーションを受けました。どの研究室でも、今後のインターンシップに向けて留学生の受入れ状況や入学前に必要な技術や知識の条件などについて熱心に質疑応答が交わされました。

 今回の訪問を機に、本学とカセサート大学の更なる教育研究連携の強化が期待されます。