インドネシア-NAIST同窓会年次総会に参加(2023/9/2)
2023年9月2日(土)、インドネシアのボゴールにあるIPB大学バラナンシアン・キャンパスにおいてインドネシア-NAIST同窓会(INAA)年次総会が開催されました。INAAは本学で初の外国人留学生同窓会として2013年に結成され、上記キャンパスに隣接した建物に2016年に設置されたNAISTインドネシアオフィスを拠点に、同窓生間のネットワーク構築、本学と同窓生との連絡調整等を行っています。
年次総会には約100名の同窓会員のうち計33名が参加しました。同窓生達はインドネシア各地の大学や政府機関で活躍しており、会場のIPB大学をはじめガジャマダ大学、インドネシア大学、ジェンダル・ソーデルマン大学等の各大学、政府系研究機関のインドネシア国家研究イノベーション庁(BRIN)等から多くの教員・研究者が参加しました。
本学からはインドネシアオフィス長も務める別所康全教授・バイオサイエンス領域長、真木寿治特任教授(バイオサイエンス領域)、Juan Paolo Bermundo助教(物質創成科学領域)、井村隆事業推進部長、国際課職員2名の計6名が現地に渡航し、総会に出席しました。
会はEdy Meiyantoガジャマダ大教授と別所オフィス長の挨拶で始まり、次いで別所オフィス長よりNAISTの最近の動きとインドネシアとの交流状況について説明がありました。次いでYekti Asih Purwestri博士(INAA副会長/ガジャマダ大学)が同窓会の活動状況を報告し、最後にINAA会長であるBerry Juliandi博士(IPB大学数学・自然科学部長)より閉会の挨拶が行われました。
その後行われた懇親会では同窓生やその家族ら総勢50名ほどが一堂に会し、留学生時代の思い出や互いの近況について終始和やかな雰囲気で懇談が行われました。
なお、今回のインドネシア訪問にあわせて本学代表団はガジャマダ大学数学・自然科学部、インドネシア大学薬学部、BRIN遺伝子工学研究センター、IPB大学数学・自然科学部を訪問し、同窓生を中心とした先方教員らと今後の学術交流について打ち合わせを行うとともに、本学の大学紹介・学生募集についてセミナーを実施しました。
今回のインドネシア訪問を通じて、同窓生を通じた本学とインドネシアとの間の強いつながりを再確認するとともに、それらのネットワークをベースにした教育・研究交流のさらなる発展が期待されます。