2023 NAIST-NYCU Joint Seminarを開催（2023/10/6）

　10月6日（金）、国立陽明交通大学（National Yang Ming Chiao Tung University/NYCU）で同大学との共催により2023 NAIST-NYCU Joint Seminarを開催しました。同大学とは2010年5月に学術交流協定を締結し、また2023年5月には本学の海外研究拠点として国際共同研究室を設置し相互交流を行っており、本セミナーはそれらの活動の一環として企画されたものです。本学からは太田淳理事・副学長（国際担当）、廣田俊物質創成科学領域長、細川陽一郎教授（物質創成科学領域）、藤間祥子准教授（物質創成科学領域）、鹿野隆人URA（研究推進機構）、国際課職員２名の計７名が現地に渡航し、セミナーに出席しました。Ming-Chih Lai理学院長による開会挨拶の後、午前と午後の２部制で９件のセミナーが行われました。セミナーでは、研究紹介のほか、これまでの両大学の交流の軌跡についても触れられ、終始和やかな雰囲気の中、太田理事による閉会挨拶で幕を閉じました。セミナー終了後には、同大学のChen-Yi Lee副学長、Kai-Ten Feng副国際長を訪問し意見交換を行い、また、Chung-Yu Wu元学長を訪問し、Wu元学長が携わる生医電子橋渡研究センター(Biomedical Electronics Translational Research Center/BETRC)の研究紹介を受けました。

　なお、今回の台湾訪問にあわせ本学代表団は国立成功大学（National Cheng Kung University / NCKU）を訪問し、電機資源学院（College of Electrical Engineering and Computer Science / CEECS）および智慧半導体・永続製造学院（Academy of Innovative Semiconductor and Sustainable Manufacturing / AISSM)の教職員らと面談し、連携強化に向けての情報共有および意見交換を行いました。

　本学にとって今回の訪問は、学術交流協定校との連携を一層深めるとともに台湾における科学技術分野の現状や動向、最新の研究成果等の一端に触れる良い機会となりました。

NYCU Lee副学長（左）と太田理事、NYCU Feng副国際長（左）と太田理事