奈良先端科学技術大学院大学が「いこま国際Friendshipフェスタ」に参加(2023/11/04)
本学は、生駒市がベルテラスいこまとたけまるホールを会場に11月4日に開催した「いこま国際Friendshipフェスタ」に、いこま国際交流協会(イコリュー)やその他関係団体の協力のもと参加しました。
本イベントは、生駒の多様な国際コミュニティを活かして生駒市民を対象とした国際色豊かなイベントを企画・開催していきたいという生駒市からの呼びかけにいこま国際交流協会(イコリュー)や本学が賛同し、2022年から協力して開催しているものです。当初から、本学の留学生が日本文化を体験し、様々な人に出会えるアクティビティが盛り込まれています。
今年は、新型コロナウイルス感染症の流行が落ち着いたこともあり、キッチンカーやその他のアクティビティ等、より多くの団体が参加して行われました。イベントは小紫市長の挨拶で幕を開け、韓国の伝統舞踊の演舞、生駒山麓太鼓の演奏が行われました。オープニングに続き、約15名の本学留学生が生駒山麓太鼓保存会の協力のもと、伝統的な太鼓を実際に演奏しました。
続いて、男女合わせて約30名の本学留学生がゆかた着付け体験に参加しました。晴天にも恵まれ、きれいに着付けをしてもらった留学生たちはさっそく外に出てお茶をしたり会場を散策したり、イベントを満喫していました。
午後1時からは、本学の留学生が中心となり、参加者に自国の文化、食べ物やお菓子を紹介する外国文化体験イベントが行われました。留学生・外国人研究者支援センター(CISS)のRobert Kingが司会を務め、フィリピン、スーダン、ナイジェリアからの留学生が、歴史、時事問題、祝祭日など各国の情報や文化を紹介しました。多種多様なプレゼンテーションの後は、フィリピンのポルボロンというクッキー、スーダンでよく飲まれているハイビスカスティー、ナイジェリアで親しみのあるジンジャーティーとナツメヤシの実(デーツ)の試食体験が行われました。それぞれの国や文化について、また日本での経験について、留学生と参加者が語り合う貴重な機会となりました。
今年のフェスタも大盛況で、多くの人が様々なブースやイベントに立ち寄ったことで、本学の留学生たちも日本文化を肌で感じるとともに、生駒で新たな人たちと出会うことができました。来年のフェスタにも期待が寄せられています。