本事業は先端科学技術分野のグローバルリーダー育成の実現に向けて、本学が重点項目として掲げるダブル・ディグリー・プログラム（※）による海外留学、または３ヶ月以上の海外留学活動の経済支援を行います。

※　ダブル・ディグリー・プログラムは、複数の連携する大学間において，各大学が開設した同じ学位レベルの教育プログラムを、学生が修了し、各大学の卒業（修了）要件を満たした際に、各大学がそれぞれ当該学生に対し学位を授与する制度です。
本学では現在８つの大学と博士後期課程でのダブル・ディグリー・プログラムの協定を締結しており、概要は以下の教育連携部門ウェブサイトからご覧いただけます。
https://www.naist.jp/dge/engagement/doubledegreelist.html

1. 支援内容

留学先への渡航費及び滞在期間中の滞在費（日当・宿泊費）を支援。

2. 申請対象者

以下のいずれかに該当する本学日本人学生（特別永住者を含む）。
 ① 本学が実施するダブル・ディグリー・プログラムに入学を許可された者または出願している者。
 ② 教員の指導の下、３ヶ月以上の海外留学を予定する者。

3. 支援期間

2022年7月から2023年3月までの間で本学が実施するダブル・ディグリー・プログラムに基づく海外留学、または３ヶ月以上の海外留学により、海外渡航している期間。（本支援は採択年度末までとします。採択年度を越える渡航期間に係る支援については、次年度に再度申請し、審査を受ける必要があります。）

4. 支援対象枠

若干名（応募者多数の場合は、以下の①～③の順に①を最も優先度が高いものとして教育推進会議において実施予算の範囲内で支援対象を決定します。）また、TOEICスコアについても評価対象とします。
 ① ダブル・ディグリー・プログラムに基づく海外留学
 ② 本学との学術交流協定締結校への３ヶ月以上の留学
 ③ ３ヶ月以上の留学（本学との学術交流協定締結校以外）

5. 支援対象額

※１ 地域別滞在費は日本学生支援機構（JASSO）海外留学支援制度(協定派遣)の国・地域コード表の分類に基づくものとします。ただし、中国及び台湾に関して本事業では「乙地区」として区分します。
※２ 月途中で出国・帰国する場合の滞在費は上表月額を日割り計算します。
※３ 他の支援事業からも支援を受ける場合は、上表の渡航費・滞在費から他の支援事業からの支援額を差し引いた額を本事業から支給します。
※４ その他、渡航費用及び日当・宿泊費の支給については本学旅費規程によるものとします。

6. 申請方法

申請者は、本学指導教員の内諾を受けた上で申請してください。
指導教員承諾書はこちら

7. 申請期限

2022年5月31日（火）

8. その他

本事業に採択された方は、この留学が単位取得を伴うものとなるよう手続きを行ってください（博士後期課程学生は「研究留学」、博士前期課程学生は「プロジェクト実習」として履修することができます）。
また、留学完了後に① 留学先での活動内容のレポートの提出（英語での作成が望ましい。提出されたレポートは教育連携部門のウェブサイトで公表する予定）や、② 学内留学説明会等での経験談の報告、などの留学啓発活動に協力していただきます。

本件問合せ先

嶋本・石川
教育推進機構　教育連携部門（内線6242）

E-mail : dge[at]ad.naist.jp