塩﨑学長らがポール・サバティエ大学を表敬訪問(2023/9/11)
9月11日(月)、塩崎一裕学長、河合壯教授(物質創成科学領域)、キング・ロバートUEA(教育連携部門)らが、フランスのポール・サバティエ大学を訪問し、Jean-Marc Broto学長、Fabrice Gamboa副学長(国際連携担当)、本学とポール・サバティエ大学のクロスアポイント教員であるGwénaël Rapenne教授らと面会しました。
はじめに、Jean-Marc Broto学長からの歓迎の挨拶があり、同時期にフランスで開催されたラグビーワールドカップにちなみ、フランス代表のキャプテンを務めるアントワーヌ・デュポン(Antoine Dupont)選手のサイン入りラグビーボールが贈られました。続いて、Fabrice Gamboa副学長からポール・サバティエ大学の概要説明があり、キングUEAから両大学のこれまでの交流実績について紹介されました。その後の意見交換では、2023年4月より全領域へ拡大されたダブルディグリー協定について、情報領域における学生派遣の実現に向けて話し合われました。また、Gwénaël Rapenne教授より、これまでのダブルディグリー生の活躍が紹介され、今日までの連携が着実に実を結んでいることが確認されました。
続いて、一行はCBI(Center of Integrative Biology)という生物系の研究機関を訪問し、 François Cornet CBI副所長よりCBIの組織構成や研究分野の強みについて説明を受けました。既に本学バイオ領域の教員が携わる共同プロジェクトが開始していることを踏まえ、同領域におけるダブルディグリープログラムを活かした連携への期待が述べられました。その後、高度な装置を備えるCBIの研究環境を見学しました。
また、一行はCanceropoleという医療系の研究機関を訪問しました。Dr. Elizabeth Cohen及びDr. Pierre Cordellierより、最新のがん治療の方法について説明を受け、検査施設を見学しました。研究機関見学を終え、塩﨑学長及び河合教授からはぜひ本学からも学生を派遣したいう意向を伝えられ、先方からの今後国際共同プロジェクト等を拡大していく中で、本学との連携をより深めていきたいとの回答があり、今後益々の交流の発展について合意されました。
今回の訪問により、ポール・サバティエ大学と本学とのさらなる連携強化が期待されます。