本学にてカセサート大学教職員研修会を実施(2019/07/22)
7月22日(月)、タイのカセサート大学から44名の教職員を迎えて研修会を開催しました。本研修会は、カセサート大学の教職員が大学の教育・管理運営を学ぶ「カセサート大学ミニマネージメント研修プログラム」の一環として行われたもので、本学では教育推進機構及び研究推進機構が連携して対応にあたりました。
研修会では、はじめに本学の廣田俊学長補佐より歓迎の挨拶があった後、嶋本雅子教育連携部門UEA(教育推進機構)より本学概要と国際連携活動について説明が行われました。続いて、川市正史教育推進部門長(教育推進機構)より本学の教育プログラムについて、三宅雅人准教授(研究推進機構)より研究支援活動について、大東理香キャリア支援部門特任准教授(教育推進機構)より留学生キャリア支援について紹介がありました。最後に、カセサート大学の卒業生であるNalinthip Chanthaset助教(物質創成科学領域、ナノ高分子材料研究室)と博士後期課程の学生4名が、それぞれの研究内容や研究室について紹介を行いました。
研修会終了にあたって、横矢直和学長よりカセサート大学との良好な関係の下、活発な教育研究活動や国際交流が順調に継続されていることについて感謝の意が述べられました。続いて、Kitima Indrambaryaカセサート大学人文学部長から一行の紹介と研修会開催への謝辞が述べられました。
研修会終了後、カセサート大学卒業生によるミニキャンパスツアーが行われ、参加者たちは、それぞれ先端科学技術研究科の研究室を訪問し、本学の研究について理解を深めました。
カセサート大学と本学は、2010年3月に学術交流協定を締結し、学生・研究者の交流を行うとともに、2016年にカセサート大学工学部内に本学タイオフィスを設置し、シンポジウムの開催等を実施しています。今回の研修会を契機に本学とカセサート大学との交流の一層の発展が期待されます。
研修の様子
カセサート大学研修参加者と本学学長・教職員ら