カセサート大学創立77周年記念学術フォーラムに出席
2020年2月3日、カセサート大学創立77周年記念学術フォーラムがタイ・バンコクにあるカセサート大学で開催され、本学から垣内喜代三理事・副学長、松本健一情報科学領域長/NAISTタイオフィス長、嶋本雅子教育連携部門UEAが出席しました。
本フォーラムは、カセサート大学と交流のあるイギリス、カナダ、フィンランド、スウェーデン、韓国、台湾、インドネシア等、世界各国の大学及び研究機関の研究者や代表者を招いて開催され、日本からは、本学を始め、北海道大学、京都大学、九州大学、岡山大学、東京農業大学等多くの大学が参加しました。本フォーラムは、「Higher Education and Sustainable Development: Facing Realities an Implementing Change」をテーマに開催され、国連が掲げる17項目の課題に対する解決に向けた各国の進捗状況や教育研究機関でのSDGsの取組みについて、大学及び研究機関の代表者が講演及び議論を繰り広げました。
今回の訪問では、フォーラム開催に先立ち、カセサート大学ラボツアー、世界遺産視察等が設けられており、これらを通し、各国の大学学長や国際担当者とネットワークを構築することができました。これを契機に国内外での教育研究交流が活発になることが期待されます。
同日、カセサート大学工学部を訪問し、Putchong Uthayopasf担当副学長代理(IT担当)、Peerayuth Charnsethikul工学部部長、Pattara Leelaprute助教らと、現在、締結に向け協議中である修士レベルのダブルディグリー協定締結についての進捗や今後の教育研究連携について意見交換を行いました。
77周年記念学術フォーラム参加者
右から垣内喜代三理事・副学長、Arif Satria IPB学長、
Chongrak Wachrinratカセサート大学学長、
松本健一情報科学領域長兼NAISTタイオフィス長、
嶋本雅子教育連携部門UEA
カセサート大学内で開催されていたエキシビジョン視察の様子
カセサート大学工学部での打合せの様子