NAISTインドネシアオフィス長がガジャマダ大学バイオテクノロジー専攻学生を対象にオンライン講演を実施(2020/10/24)
2020年10月24日、本学の協定校であるガジャマダ大学(UGM)のバイオテクノロジー研究センター主催で、本学インドネシアオフィス長の川市正史特任教授がUGMバイオテクノロジー専攻の学生を対象に、"My career as a scientist"と題してオンライン講演を行いました。
川市インドネシアオフィス長は自身の研究者・教員としての経験について、豊富なエピソードと成功・失敗例から得た教訓を交えながら紹介し、科学者としてのキャリアを志すUGMの学生を激励しました。
インドネシア西部時間午前8時(日本時間午前10時)からスタートした講演には、UGMバイオテクノロジー専攻の学生、若手教員、バイオテクノロジー研究センター関係者39名が参加し、活発な質疑応答、意見交換が行われました。
参加者からは、「講演を聞いて刺激を受けた、モチベーションが高まった」との感想が寄せられたほか、「教職・研究・地域コミュニティでの活動を両立しなければならないインドネシアの研究者に、タイムマネジメント方法についてアドバイスしてほしい」、「これまでの専門・キャリアを変更して科学者を志している大人の学生に対してアドバイスがほしい」といった具体的な要望もありました。
コロナ禍で両国間の自由な往来が当面の間できなくなった今日、オンラインでの講演や意見交換を通して教育・研究交流を深めていこうとの提言が9月に実施したインドネシアNAIST同窓会(INAA)会合でも出されており、今回の講演はその第一歩となる企画となりました。
オンライン講演会の様子