海外留学&グローバルキャリアセミナー ~NAISTから海外挑戦!~を開催(2021/4/23)
4月23日、教育連携部門とキャリア支援部門の共同企画による「海外留学&グローバルキャリアセミナー」がオンラインと対面のハイブリッド形式で開催され、約20名の学生が参加しました。本セミナーは昨年12月に続く第2弾の企画であり、主に新入生を対象に留学や海外インターンシップについての情報提供や、留学相談窓口について周知することを目的としました。
はじめに、教育連携部門の嶋本雅子国際展開マネージャーが、本学のグローバル人材育成の方針や留学生数の推移を概説し、研究留学、ダブルディグリー・プログラム、語学研修等、本学で参加可能な留学の形を紹介したうえで、長期留学を奨励するための経済支援について説明しました。続いて、3か月の研究留学を経験した長沼京介さん(博士後期課程2年、光機能素子科学研究室)に、ヒューストン大学(米国・テキサス州)での留学生活についてお話しいただきました。長沼さんは発表の中で、「新型コロナウイルス感染症拡大により留学期間の短縮を余儀なくされたものの、海外での経験が自信につながったため、学生の皆さんには留学を薦めたい。」と述べました。
次に、キャリア支援部門の山下俊英UEAが、キャリア支援部門におけるグローバルキャリア支援体制や本学の海外インターンシップ・プログラムについて説明しました。山下UEAは、海外渡航が制限されている中、今できることとして情報収集や計画的な準備等に取り組むよう、呼びかけました。
海外での学位取得・キャリア形成について、より具体的なお話を伺うために、ゲストスピーカーとして安原主馬准教授(バイオミメティック分子科学研究室)及びミシガン大学の黒田賢一准教授(Department of Biologic & Materials Sciences & Prosthodontics, University of Michigan School of Dentistry)に登壇していただきました。安原先生は、学生時代及び教員になってからの3度の渡米経験に基づき、「少しでも興味があるなら海外に飛び出し、チャレンジしてみよう!」と呼びかけました。また、黒田先生から、米国の大学院留学について、入学準備段階からPhD取得に至るまで具体的かつ現実的なお話を伺うことができました。
質疑応答のコーナーでは、参加者から、研究留学に適した時期や必要とされる語学力、ダブルディグリー取得後のキャリアパス等、具体的な質問がたくさん寄せられ、登壇者との間で終了予定時間を過ぎても議論が続きました。
教育連携部門とキャリア支援部門では、学生の皆さんの海外挑戦を後押しすべく、個別相談に随時応じていますので、学生の皆さんからのお問い合わせをお待ちしています。
留学体験談を話す長沼京介さん
ミシガン大学での留学経験を話す安原先生