ウズベキスタンにおけるオンライン大学説明会を実施 (2021/06/02)
2021年6月2日、名古屋大学ウズベキスタン事務所の主催で、ウズベキスタンの学生を対象とした本学の説明会を実施しました。ウズベキスタンは中央アジアに位置する内陸国で、かつてはソビエト連邦を構成する共和国の一つでした。1991年の独立後、豊富な天然資源や灌漑農業による綿花栽培を背景に、高い経済成長率を維持してきました。中央アジア最大の人口(約3300万人)を誇り、その65%以上が生産年齢人口であることから、今後の成長が期待される国です。また、かつて古都・奈良が終着点であったシルクロードの交易路が通ったサマルカンドやブハラといった街には世界遺産に登録された史跡があり、世界中の観光客を魅了しています。
Zoomを利用して実施した大学説明会では、国際展開担当の嶋本雅子UEA(教育連携部門)が本学について紹介しました。名古屋大学ウズベキスタン事務所がウズベキスタン全国の理系の大学に声をかけてくださったことにより、説明会には20名を超える学生や大学関係者が参加しました。質疑応答セッションでは、本学の正規課程入学にあたって求められる英語のレベルや入試情報についての質問のほか、研究室や研究内容に関する具体的な質問もありました。嶋本UEAは本学教員が作製した3Dキャンパス(https://virtual.naist.jp/VRNaist/index.html)を用いて本学のキャンパスや研究室の様子を紹介し、ヴァーチャル体験をした参加者から好評を得ました。
ウズベキスタン政府は奨学金制度を設けて学生・研究者の海外での学位取得を奨励しています。近い将来、本学にもウズベキスタンからの留学生がやって来ることを期待しつつ、教育連携部門では多様な国・地域での大学説明会を今後も積極的に展開していきます。
シェア型学生宿舎を紹介する嶋本UEA