NAIST日本人学生のための海外危機管理研修をオンラインで実施（2022年3月10日）

 3月10日（木）、2022年度中に海外留学、海外渡航を予定あるいは検討している日本人学生を対象に、海外での危機管理を自分事として認識し、留学先で直面するかもしれないトラブルを最小限にとどめるための対策を学んでもらうことを目的として、留学・エデュケーションアドバイザーの関根俊輔氏（株式会社バークレーハウス）を講師に迎え、「NAIST日本人学生のための海外危機管理研修」をオンラインにて実施しました。

 研修は、参加者による自己紹介から始まり、続いて、アイスブレーキングを兼ねたグループディスカッションが行われ、危機管理の定義について意見を交換しました。
 その後、関根講師の自らの留学経験やアドバイスを交えつつ、海外渡航前・現地滞在中・帰国前や海外での学校生活において直面する可能性のある危機の種類やその対策について講義が行われました。途中、グループディスカッションの時間が設けられ、与えられたトピックについて意見交換を行い、全体で共有しました。オンラインでの研修でしたが、講義だけでなくグループディスカッションや関根講師から参加者への具体的な問いかけなどが盛り込まれ、参加型かつインタラクティブな研修となりました。

 この研修には20名の学生が参加し、参加者からは「海外での危機管理について自分事として認識できた」、「留学や海外渡航した際には役立つと思う」、「グループディスカッションでは他の参加者と意見を交換することで危機管理に対する理解を深めることができた」などの感想が寄せられました。今後は、留学生や教職員を対象とした海外危機管理セミナーも順次実施していく予定です。