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タイオフィス5周年記念シンポジウムを開催(2022/09/06)

 2022年9月6日(火)、NAISTタイオフィス開設5周年記念シンポジウム「NAIST and Thai Universities for Research and Education Collaboration Symposium 2022-Towards the Post-Pandemic New Normal」が開催されました。本シンポジウムは、アジア地域における本学の教育研究連携の拠点として2017年3月にカセサート大学工学部に開設されたNAISTタイオフィスが開設5周年を迎えることを機に企画されたもので、カセサート大学工学部を会場にオンラインとのハイブリッド形式で開催され、総勢約100名が参加しました。

 ポストコロナに向けて国際的に人の往来が再開される中、本学からは太田淳理事・副学長、松本健一教授・タイオフィス長(情報科学領域)、岡田実教授(情報科学領域)、髙木博史教授(バイオサイエンス領域)らが現地に渡航し、本学の海外学術交流協定校であるカセサート大学、チュラロンコン大学、マヒドン大学、キングモンクット工科大学トンブリ校、チェンマイ大学の教員及び日本、タイをはじめ各国で活躍するタイ人修了生らが一堂に会しました。

 シンポジウム開始にあたり、太田理事より本学を代表して開会の挨拶を述べるとともに、本学タイオフィス開設に尽力され、昨年末に急逝された元カセサート大学副学長Putchong Uthayopas教授への哀悼の辞が述べられました。その後、タイ協定校を代表し、カセサート大学のPeerayuth Charnsethikul工学部長より、本学との今後の関係強化やさらなる教育研究交流の発展への期待が述べられました。続いて、打田剛在タイ日本国大使館一等書記官より、日本とタイの学術交流における本学タイオフィスの役割への期待が述べられ、松本オフィス長より本学とタイの協定校と交流の歴史が紹介されました。

 開式の挨拶に続いて、セッション1では各協定校の代表教員より本学との交流について発表が行われ、セッション2~4では本学の情報科学・バイオサイエンス・物質創成科学領域に所属する教員より各領域におけるタイ協定校との交流について、またタイ修了生・在学生からは本学での研究内容や留学生活について発表が行われました。セッション5では、松本オフィス長より今年4月に新たに開設された「タイ・バーチャルオフィス」の概要紹介があり、学生アシスタントとして活躍する6名の本学タイ留学生が自己紹介を行いました。

 最後にチュラロンコン大学生化学学科長のTeerapong Buaboocha博士による閉会の挨拶が行われ、盛況のうちにシンポジウムは終了しました。

 なお、現地滞在中、本学代表団は5つの協定校を訪問し、交流の活発化や更なる連携強化を図っていくことを確認しました。

 本シンポジウム開催と協定校現地訪問を契機に、本学がこれまで培ってきたタイの協定校との関係を基盤としたポストコロナにおける本学とタイとの交流の促進及び、教育・研究の連携がより一層強化されることが期待されます。

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現地での記念撮影
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本学を代表して開会の辞を述べる太田理事

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タイ協定校との交流について発表を行う岡田教授(左)、髙木教授(右)

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新設されたタイバーチャルオフィスについて紹介する松本オフィス長
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タイ学生アシスタント Wassapon Watanakeesuntornさんによるオフィスアシスタントメンバー紹介