成績評価基準
成績は科目によって以下のいずれかで評価を行います。 「不可(D)」、「不合格(F)」であった科目は単位認定されません。
5段階評価
評語 | 評価基準 | 100点満点での目安 |
---|---|---|
秀(S) | 到達目標を達成し、極めて優秀な成績を修めている | 90点以上 |
優(A) | 到達目標を達成し、優秀な成績を修めている | 80点以上90点未満 |
良(B) | 到達目標を達成し、良好な成績を修めている | 70点以上80点未満 |
可(C) | 到達目標を達成している | 60点以上70点未満 |
不可(D) | 到達目標を達成していない | 60点未満 |
2段階評価
評語 | 評価基準 | 100点満点での目安 |
---|---|---|
合格(P) | 定められた学修水準に達している | 非該当 |
不合格(F) | 定められた学修水準に達していない | 非該当 |
単位互換制度による科目
評語 | 評価基準 | 100点満点での目安 |
---|---|---|
認(N) | 本学での授業科目の履修により修得したものとみなす | 非該当 |
グレード・ポイント・アベレージ(GPA)制度
奈良先端科学技術大学院大学では、厳格かつ透明性の高い成績評価を通じて、学生の学修意欲を高めるとともに、大学院教育の質を保証し、適切な修学支援等に資することを目的として、平成30年度入学者からGPA制度を導入しました。学修の状況及び成果を示す指標としてのGPAを算出することにより、学生自身が履修状況をより客観的に把握して履修計画の作成に活用されることを期待しています。
- 「奈良先端科学技術大学院大学におけるGPA制度に関する要項」(PDFファイル 141KB)
制度概要
GPA制度とは、欧米の大学で一般的な成績評価方法で、学生一人ひとりの履修科目の成績評価をグレード・ポイント(GP)に置きかえた平均を数値により表すものです。
算出基準
以下のとおり、GPは5段階(S、A、B、C、D)評価とします。
GP | 評語 | 評価基準 | 100点満点での目安 |
---|---|---|---|
4 | 秀(S) | 到達目標を達成し、極めて優秀な成績を修めている | 90点以上 |
3 | 優(A) | 到達目標を達成し、優秀な成績を修めている | 80点以上90点未満 |
2 | 良(B) | 到達目標を達成し、良好な成績を修めている | 70点以上80点未満 |
1 | 可(C) | 到達目標を達成している | 60点以上70点未満 |
0 | 不可(D) | 到達目標を達成していない | 60点未満 |
(参考)
GP | 評語 | 評価基準 | 100点満点での目安 |
---|---|---|---|
対象外 | 認(N) | 本学での授業科目の履修により修得したものとみなす | 非該当 |
対象外 | 合格(P) | 定められた学修水準に達している | 非該当 |
対象外 | 不合格(F) | 定められた学修水準に達していない | 非該当 |
対象学生
平成30年度入学の博士前期課程1年次学生から年次進行とします。
※博士後期課程の科目にはGPA制度は用いません。
対象科目
博士前期課程の以下の授業科目区分のうち、修了要件に算入できる授業科目を対象とします。ただし、科目の特性で5段階評価されない授業科目はGPAの計算から除くものとします。
◇ 一般科目
◇ 基盤科目
◇ 専門科目
GPAの種類と算出方法
当該年度におけるGPA(年度GPA)及び在学全期間におけるGPA(累積GPA)があります。
年度GPA及び累積GPAを算出する計算式は以下のとおりです。(GPAの算出は、小数点以下第3位の値を四捨五入します。)
- 年度GPA算出の計算式
年度GPA =(当該年度の履修登録科目の単位数×当該科目のGP)の総和/当該年度における総履修登録単位数 - 累積GPA算出の計算式
累積GPA =(在学全期間の履修登録科目の単位数×当該科目のGP)の総和/在学全期間における総履修登録単位数
再履修の取り扱い
不合格科目を再履修し、合格の評価を得た場合及び再履修の結果再び不合格の評価であった場合の、それぞれ再履修前の不合格評価及び履修登録単位数については、GPAには算入しません(再履修前のデータは除外します)。
成績証明書上の取り扱い
年度GPA及び累積GPAをそれぞれ成績証明書に記載します。